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よろしくお願いいたします

 投稿者:真城 悠  投稿日:2016年 6月18日(土)17時08分4秒
返信・引用
   よろしくおねがいいたします。

 活動資金となります…。よろしくです。
 
 

「晶くん」十番勝負シリーズの三番を検討中?

 投稿者:ふしぎ星!  投稿日:2016年 4月26日(火)21時25分54秒
返信・引用
  どうもー!超久々です!どうやらここではハンター3号がかなり大暴れ(救世主的な)
しているみたいですね___まるで「○○の拳」のような・・・(つぶやきです)

⇒え~さてさて、今自分は「晶くん」十番勝負シリーズの三番、タイトルは「特訓開始!!」
を考えています。簡潔にいうと、主人公の晶くんが今まで変身してきた姿を振り返って、その
姿にもう一度(今度はコントロール出来るように)変身・解除出来るよう、修行・瞑想しながら
次第に完全に2つの肉体を身に付ける晶君の成長ぶりを描く小説となっています。
もちろん挿絵も入れたいのですが、自分は女性や男性の肉体はまるっきり描けません・・・
トホホ・・・
もし、これが三番の完結までいけたら是非とも挿絵を(特に晶君がメタモルフォーゼ中のシーン
を)入れて頂きたいのですが___よろしいでしょうか?
⇒ただ、まだ検討中なので、新連載(スタートする)出来るかはまだ分かりません!なので
思いついたら、少しづつ掲載しようかと思っています。     それでは
Coming Soon・・・
 

小正月ですが、明けまして、おめでとう御座います。

 投稿者:makikakudayama  投稿日:2016年 1月11日(月)23時10分9秒
返信・引用
   遅れ馳せながら、明けまして、おめでとう御座います。

 今国会でTPP条約案と、著作権法改正案を含む関連法案が提出され、成立が図られる様です。成立までに、前に申しました話を完成させたいと、自信無く申し上げます。

 今年もよろしく御願い致します。

 
 

あけましておめでとうございます

 投稿者:At14  投稿日:2016年 1月 1日(金)15時57分45秒
返信・引用
  今年は、「小説家になろう」の方で忙しくなり
なかなかこのサイトを訪れることができないかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。

http://mypage.syosetu.com/648692/

 

謹賀新年

 投稿者:おおゆき  投稿日:2016年 1月 1日(金)00時21分52秒
返信・引用
  どうも、おおゆきです。
新年あけましておめでとうございます。

こちらではご無沙汰しておりますが、とりあえず自サイトの方では
積極的に更新を続けていて、ちゃんと生存しておりますw
それでは、皆さんにとっても良い年でありますように。

http://ohyuki.grats.jp/

 

お返事遅くなりました

 投稿者:真城 悠  投稿日:2015年12月13日(日)19時46分18秒
返信・引用
   どうもすみません。

>At14さん

 解説感謝です。
 それにしてもそんなことがあったのですね。

 私も頑張ります。それでは!

http://white.ap.teacup.com/mashiroyuh/

 

追記のようなもの

 投稿者:At14  投稿日:2015年11月30日(月)18時22分23秒
返信・引用
  絶賛期末試験中のAt14です。

少年少女文庫の話が出ていましたので、詳しく説明いたしますと
昨年7月4日に文庫さんへのアクセスが不可能になり、7月9日以降、閲覧のみ可能な状態(投稿や掲示板の使用ができない状態)になりました。
しかし現在では、少年少女文庫トップページからアクセスできる「ストーリー道場(仮)」でのみ作品の投稿が可能です(アクセス不可能になることが時々あります)
また、仮掲示板である「クリエイターズ・フロア(仮)」が稼働中です。
(最近はどちらも活気がなくなっておりますが)

>11月には、「華代ちゃん」シリーズの作品を(少年少女文庫さんに)投稿しようと考えております。
これは、上記で説明しました「ストーリー道場(仮)」へ投稿する予定です。
投稿が予定よりかなり遅れておりますが……

私もいち早く復活することを願っております。
 

どうもです

 投稿者:真城 悠  投稿日:2015年11月24日(火)22時34分53秒
返信・引用
  >makikakudayamaさん
>タイラントの横暴に憤慨しているmakikakudayamaです。(何のこっちゃ。)

 ご無沙汰しております。いや~強かったなあタイラント。やっぱテコ入れなんでしょうかってなんのこっちゃ。

>久し振りにこちらを拝見したら、真城先生が活動を再開され、しかも新作を12本も掲載されており、感激致しました。

 活動再開とおっしゃっていただき恐縮です。
 12本とはいうものの、手探りに試行錯誤の連続というところで、やっとこさ方向性が見えてきたというところです。

>「珊瑚さんの世直しシリーズ」を全話拝読しました。トラブルメーカーだった3号が、世直し人に成るとは、3号も結婚して成長したんですね。(ハンター内部の人にとっては、未だにトラブルメーカーである事は置いといて。)私も読んでいて初期のハンターシリーズが思い出され、とても楽しかったです。

 ありがとうございます。
 世直しというか、冷静に考えてあんなに面白い能力を持っている珊瑚(さんご)を活かさない手はないなぁ…とこの頃思い直したってところです。

 ちなみにこれには、拙作の「メタモル・ファイト!」(下記のリンクから読めます)も影響しています。
 「メタモルファイター」は一般人を永続的に性転換&女装させてしまう…という恐ろしい(?)能力の持ち主なんですが、それゆえにちょっと使いどころが難しいんですよ。影響力が大きすぎてね。
 普通に考えれば「異能バトル」ものの登場人物たちは普通に人をバンバン殺しているので、それに比べれば性転換させまくるのはまだマシじゃ?と思わなくもないのですが、でもやっぱり影響力は甚大です。

 そこに持ってくると珊瑚(さんご)の能力は時限式なので、後腐れないし、誰かに話したところで「そんなもん幻だろ」で済まされる…ということに最近気づいたんです。

 構図は思いついたんですが、マンネリとして続けていこうと思った矢先にいろいろ仕事で忙しくなったりありまして、12作で止まっています。
 ネタ自体はいくらでもあるのでお待ちを^^

>真城先生の「珊瑚さんの世直しシリーズ」を拝見して、俄然やる気が湧いて来ました。>TPP交渉も終盤に入り、著作権法違反の非親告罪化の議論が始まりましたが、これに関するハンターシリーズの話を書こうと思っております。前後編ではありませんが、2話物みたいな物にする予定です。狂言回しとして新キャラを登場させ様かと思っています。(なので没に成るかも)。

 ハンターでなければ問題ないと思いますよ。私も「アイドルハンター」を匂わせるだけで実際にはキャラ設定もしていないという…。

>少年少女文庫は去年の8月にシステムがダウンして、現在まで修理中で、新規投稿が出来ず、閲覧のみの状態と成っている様です。

 そうでしたか。それは知りませんでした。
 私にとっての恩人みたいなサイトですので一刻も早い完全復旧を望みます。

>真城先生が活動を再開して下さり、大変嬉しく思っております。今後とも宜しく御願い致します。

 こちらこそよろしくお願いいたします。
 ちまちまと続いている「なろう」の方もよかったらどうぞです。

http://white.ap.teacup.com/mashiroyuh/

 

 御久し振りです。

 投稿者:makikakudayama  投稿日:2015年11月15日(日)23時46分47秒
返信・引用
   御久し振りです。キングギドラの陰謀で神無月に異動させられ、タイラントの横暴に憤慨しているmakikakudayamaです。(何のこっちゃ。)

 久し振りにこちらを拝見したら、真城先生が活動を再開され、しかも新作を12本も掲載されており、感激致しました。
 「珊瑚さんの世直しシリーズ」を全話拝読しました。トラブルメーカーだった3号が、世直し人に成るとは、3号も結婚して成長したんですね。(ハンター内部の人にとっては、未だにトラブルメーカーである事は置いといて。)私も読んでいて初期のハンターシリーズが思い出され、とても楽しかったです。

 またしてもやるやる詐欺師状態の私ですが、真城先生の「珊瑚さんの世直しシリーズ」を拝見して、俄然やる気が湧いて来ました。TPP交渉も終盤に入り、著作権法違反の非親告罪化の議論が始まりましたが、これに関するハンターシリーズの話を書こうと思っております。前後編ではありませんが、2話物みたいな物にする予定です。狂言回しとして新キャラを登場させ様かと思っています。(なので没に成るかも)。

 てぃーえむさんとの御話の中で、pixivの小説の事を話題にされていましたが、イラストがメインのpixivにも、小説も沢山投稿されており、面白い物も結構有ります。かく言う私も、イラスト等を見る為に、1週間に2回位はpixivを徘徊致しております。

 又、At14さんとの御話の中で、少年少女文庫の話をされていましたが、少年少女文庫は去年の8月にシステムがダウンして、現在まで修理中で、新規投稿が出来ず、閲覧のみの状態と成っている様です。御存知かとも思いましたが、一応御伝えします。早く復旧して戴けると良いのですが、、。

 真城先生が活動を再開して下さり、大変嬉しく思っております。今後とも宜しく御願い致します。

 
 

珊瑚(さんご)さんの世直し 12 「迷惑駐車」

 投稿者:真城 悠  投稿日:2015年10月29日(木)13時08分4秒
返信・引用
  「ふ~んこいつがそうなんだ」
 珊瑚(さんご)の目の前に車が停められている。
「そうなんですよ…」
 目の前で小さくなっているは部下Aである。
 彼の自宅のアパートの前にある月極め駐車場の出口をふさぐようにその車は停められていた。
「警告はしてもらったのよね」
「そりゃそうです。でも何度警告しても停められるんですよ」
「持ち主に会ったことは?」
「一回遠巻きに観ました」
「直接会ったことないんだ」
 部下Aはため息をつく。
「若造ですけどね。ただ、無暗にデカくて危ない雰囲気でした。出来たら関わりたくないです」
「デカいって…あたしよりも?」
 珊瑚(さんご)は女性にしては身長は高い方だ。ヒールを履けば少なくとも部下Aなんかは見下ろしてしまう。
「ええ。あれ見てくださいよ」
 1回の部下Aの部屋のドアが酷く汚れている。
「何あれ?」
「…逆恨みですよ。『お前のせいでレッカー移動食らったんだ!』って1時間以上ドアを蹴ったり怒鳴ったり大変でした」
「…警察呼びなさいよ。器物破損の現行犯でしょうが」
「1回は試しましたが…」
「芳しくなかった…?」
「民事不介入ってんですかね。警察っつっても所詮は人間の集まりですよ。声の大きな方の意見が通るんです」
「…そうなんだ」
「警察にしょっ引かれた際にウチの許可を得て借りてるだの、果てはボクが近所で幼女誘拐の嫌疑がかけられたことがある…なんて嘘八百喋りまくったらしくって」
「アホくさ。警察にウソが効くわけないじゃん」
「そりゃそうです。でもどうしたってイメージは悪くなるし…」
 呆れて空を見上げる珊瑚(さんご)。
「あたしら国家公務員じゃんよ。それもかな~り特殊な。その辺も言ったんだよね?」
 特殊公務員どうこう言う割には安普請のアパート住まいではあるが。
「警察関係者だの公安だの内調だのってことならともかく、ウチははぐれ部署ですから」
「ま、そうだわな」
「で?直対嫌だからあたしを呼んだと」
「呼んだっていうか珊瑚(さんご)さんの方から来てくれたんじゃないですか」
「まあね」
 珊瑚(さんご)は自分の特異体質を興味本位の悪戯(いたずら)以外に何か有効活用できないかと試行錯誤していたのだ。
「確認するけど、その若造はつるんではいないんだよね?」
「ええ。徒党は組んでないと思います」
「こんな裏路地みたいなところに2シートのスポーツカー停めちゃってさぁ。何しに来てんのよ」
 車体が真っ赤に塗られて流線型をしている。漫画みたいな格好よさだ。
「この先に住んでる彼女の家に遊びに来てるらしいですよ」
「へー」
 覗き込んでみるとなるほど建物の間に通り道めいたものがある。
 あの奥の袋地に住んでるとなると駐車場にゃあ困るんだろうな。そのカノジョとやらは。
「…ったく、分不相応なことしてんじゃねえっての。どうせパパに買ってもらった4つ輪だろうに」
「ちょっと歩けばコインパーキングもあるんですよ」
「チクられた腹いせにドアをボコボコにするような“育ちのいい”お坊ちゃん相手ねぇ。腕が鳴るわ」
 ゆっくりと手袋を外して行く珊瑚(さんご)。
 すると、その通路から身長だけは高い金髪で派手な格好の男が出てきた。
 だらしなく露出度が高く、濃いメイクの女と手を繋いでいる。
「引っ込んでな」
「え…でも…いいんですか?」
「またバニーちゃんになりたい?」
「…じゃあ」
 部下Aはスタスタとアパートの1階に引っ込んでいく。
 坊ちゃんは得意げに何か話しながら当たり前のようにスポーツカーの運転席に迫る。キーレスエントリーでアンロック音が響いた。
「あー、ちょっといいかな」
 珊瑚(さんご)は好きな「刑事コロンボ」を意識して立ちふさがった。
「この格好いいスポーツカーってお兄ちゃんのかな?」
 一応褒めてもらったことに気を良くしたのかニヤついて坊ちゃんが言う。
「ああそうさ。乗せて欲しいのか?」
「遠慮しとく」
「じゃなんだよ」
 一呼吸置く珊瑚(さんご)。
「この辺の住民代表して言うけどさ、無駄に図体のデカいこいつが一晩中ふんぞり返ってると邪魔なんだよ。無断の路上駐車は止めてくれるかな」
 意図を察した坊ちゃんの表情が一変した。
「…ぁんだとゴルァ…」
「ちょっと先に行けばコインパーキングだってあんだよ?維持費だけで年間で中古車なら買えるくらい掛かってそうなこいつを転がしてるあんたがそれくらいケチってどうすんだよ」
「テメエの知ったことじゃねえんだババアが!」
「そーだそーだババア!」
 なんと、連れられてる女まで坊ちゃんに加勢していた。
「警告はしたからね。あたしゃ何も根拠のないことは言って無いの。法律守ってって言ってるだけ」
「うるせえ!」
 ドン!と珊瑚(さんご)を突き飛ばすぼっちゃん。
 数歩後ずさる形になった珊瑚(さんご)だが、体勢を立て直す。
「それから、くれぐれもあたしには触らない様に…って遅いか」
「何を訳の分からねえことを…ん?」
 ぼっちゃんの額に脂汗が流れ落ちる。
 全身を襲う“違和感”に気付き始めたらしい。
「な、何だ?」
「…どうしたの?てっちゃん」
 坊ちゃんは『てっちゃん』と呼ばれているらしい。
「触るなって言ったでしょうが」
「あ…あ…」
 自らの胸を抱きしめる形で身体を内側に折り曲げる坊ちゃん。
「大丈夫!?大丈夫なの?」
「か、からだが…身体が…おかしい…」
 バッ!と手を離すと、その胸板にはツンと上を向いた形のいい乳房が突き上げていた。
「きゃああああああーっ!」
 彼女の悲鳴が響き渡る。
 変化は止まらない。
 大量の油を消費しているのであろう決まった髪型がほどけ、生き物のようにわさわさとうねり、グングンと伸びて行く。
「あ…あ…」
 ぼっちゃんは全身を襲う違和感と共に、首回りが暑くなり、さらさらと流れ落ちる黒髪の重さを感じていた。
 目の前に翳された自らの指は、細く長く美しく変形していく。
 その意味するところは明らかだった。
「ま、まさか…まさかそんな…」
「てっ…ちゃん…」
 すらりと長く伸びていた脚がぐぐぐ…と内股になって行き、無理なく両膝の内側同士が接触する。
 同時に脚のラインが美しく浮かび上がる。
「どうなってんだ…これは…」
 男物の服の上からでは分かりにくいが、ウェストがきゅうっ!と細くなって行き、シックスパックも浮き出ていた筋肉質の身体がふっくらと柔らかい皮下脂肪に覆われて行った。
「まさか…」
 ぐぐぐ…とお尻が大きく丸くなっていく。
「よ、よせ!やめろ!そこだけはあぁっ!!」
 声も甲高くなっていた。
 白魚の様な指で下腹部を抑え込む坊ちゃん。いや、今は“お嬢ちゃん”か。
 男性のシンボルが縮み、しゅしゅしゅ…と体内に収納されて行く。
「ああっ!」
 思わずのけぞってしまう“お嬢ちゃん”。長い髪が乱れ、いつの間にか形成されたオリエンタルな美女の顔が美しい。
「てっちゃん…女だったの…?」
「ち、違う!違うんだこれは!」
 必死に弁解をしようとするダブダブの男装をしている女。
「はいはーい。最後までいっきまーす」
 のん気な珊瑚(さんご)の手拍子が響いた。
「はうっ!」
 庶民的な住宅地の裏路地に似合わない高そうなスーツがグラマラスな女体にぴったりと張り付いた。
「あ…あ…」
 あっという間にハイレグ形状となり、その脚には肌色のストッキングが装着されて行く。
 これまた高そうな革靴はエナメルのハイヒールとなって踵(かかと)を突き上げた。
「あっ!」
 思わずつま先がつんのめる美女。
 その姿勢は女体をよりエレガントに魅せていた。
 変化は止まらず、ワンピースの水着形状になったスーツは腕と肩をむき出しにしていた。
 お尻までありそうな美しい光沢を放つ黒髪は数千円は掛けてセットしたかの様に整い、流れ落ちる。
「あ…」
 身体をひねり、自らの身体を見下ろすその流し目がセクシーだ。
 水着の様に見えて水着ではないそのスタイルに大仰なイヤリングがぶら下がった。
「ぁっ!」
 細い眉毛もくっきり描かれている濃いメイクが出現し、全ての手の指を真紅のマニキュアが彩って行く。
 水着なのに肌色ストッキングにハイヒール、濃いメイクにアクセサリーと何ともチグハグだ。
 どこからともなく現れた『日傘』がその手に握られた。
「スポーツカーと言えば…ちょっと違うけどレースクイーンで決まりでしょ」
 そこには、その一角だけサーキットから空間を切り取って来たかのようにレースクイーンが佇んでいた。
「て…てっちゃん…なんてカッコしてんのよ…へ、変態!」
「いや!違う!違うんだこれは!」
 次の瞬間、身長差が逆転した珊瑚(さんご)が哀れなレースクイーンの背後に迫り、お尻をつるりと撫で上げた。
「ぁああっ!」
 思わず黄色い声を上げてしまうレースクイーン。
 身を捩(よじ)って珊瑚(さんご)から距離を取る。
 はあはあと呼吸が荒くなっている。頬はリンゴの様に紅く染まり、上気して汗ばんでいた。額に張り付き、乱れた数本の髪の毛が何とも色っぽい。
「な、何すんだよ!」
 どう見ても「妙齢の美女」でしかありえない外観なのに男言葉が違和感がある。そう、この人物の精神は男なのだ。肉体的には女になってしまっているのだが。
「最低!もおいいこの女装趣味の変態!」
 プンスカしながら通り道を引き返して行くカノジョ。
 どうやら「女装」だと思っているらしい。まあ、女が女物を着ても女装は女装なんだが、男が女装してもウェストをここまで細くすることなど出来る訳がないのだが。…常識的に考えて一瞬にして男が女に性転換したなど信じられる訳がないか。
「お、おい!待てよ!」
「だーから言ったでしょ?路上駐車しないでって」
「…はぁ…?」
 世にも珍しい『目を剥いたレースクイーンの図』である。
「路上駐車のおしおきなんだって。どお?ハイレグレオタードの着心地は?」
「…あんたが…?」
「そうだって。さっさと退散しないと、女子校仕込みのテクニックであんたを…」
「ひ、ひやああああああ~っ!」
 レースクイーンは爪が折れそうなくらいの勢いでガルウイングドアを跳ね上げると、中に飛び込み、急発進させて一目散に飛び出して行った。


 あの10センチはあるワリバシみたいなピンヒールで運転は危ないんだけどね。ま、いいわ。とりあえず無事撃退。写真が似ても似つかないからくれぐれもお巡りさんに「免許証見せて」って言われない様にね。
 あれから二度とあのスポーツカーが路上駐車することは無くなったんだって。
 あそこに住んでた彼女にもフラれたみたいだから来る理由も無くなってるけどさ。
 放うっときゃ戻るって教えてないけど、まあ何とかなるデショ。
 数時間か一晩か分からんけど、女の身体になっちゃった恐怖に震えとくといいわ。まかり間違って別の女装をしてたりした時に身体だけ戻ったりすると『かなり』悲惨なことになるけど…まあ、知ったこっちゃないわね。

 とりあえずこれで一件落着。気軽に依頼できるトラブルシューター、二条珊瑚(にじょう・さんご)をこれからもよろしく!
 それじゃ!

おわり

http://ncode.syosetu.com/s3754c/

 

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